幅広い学びから「+α」の提案力へ

 高度応用情報科学科は、幅広い専門分野の教員によって構成されています。旧情報科学部から「情報工学科」「情報ネットワーク学科」、旧社会システム科学部から「プロジェクトマネジメント学科」「金融・経営リスク科学科」「経営情報科学科」の計5学科から教員が集まっています。そのため、本学科へ入学すると、ネットワーク、サーバ、アプリケーション、データサイエンスなどクラウドコンピューティングに必要な基盤技能を身に着けると共に、社会で必要とされる応用分野や人間工学や行動科学を通じたユーザー目線の開発に関する学習も行えます。これらの学習を通じて、最先端の情報通信技術を幅広く学び、利用者の視点も考慮した技術開発を実践すると共に、サービスやビジネスを生む「+α」の提案力を養います。そして、情報科学の可能性を開き、次世代のICTを創造・実現できる人材の育成を行います。


幅広い研究分野をカバー


 次の図は、2023年4月現在の高度応用情報科学科教員の研究キーワードを集めたものです。これらのキーワードは代表的な研究活動をピックアップしたものとなるため、実際にはさらに広い領域をカバーします。専門科目のカリキュラムに加えて、3年生から始まるゼミナール活動と4年次の卒業研究でこれらの研究領域に触れることで、幅広い学びが選択できるようになっています。


注目の研究


 上記のような特徴に加えて、以下のキーワードに代表されるような研究も行われています。

  ・ IoT,データマイニング,学習アルゴリズム
  ・ ITS,位置情報サービス,地域課題解決
  ・ 情報セキュリティ技術
  ・ ヒューマンセンシング,行動分析,共同作業支援
  ・ 印象・感情マイニング
  ・ 金融工学,資産運用とリスク管理
  ・ 意思決定の数理モデル化・分析
  ・ サービス戦略評価法 他